- そうぼう
- I
そうぼう【僧坊・僧房】(1)寺院内の, 僧の住む建物。 坊。(2)戒律を専門とする道場。IIそうぼう【僧帽】僧侶がかぶる帽子。IIIそうぼう【双眸】左右のひとみ。 両眼。IVそうぼう【喪亡】ほろびること。 なくなること。V
「尽く失敗~に至ると雖ども/西国立志編(正直)」
そうぼう【怱忙】いそがしいこと。 あわただしいこと。VI「~の間(カン)」
そうぼう【想望】心に思い描くこと。 また, 思い描いて待ち望むこと。VII「一夕の雅会を~して健羨に堪へず/俳諧師(虚子)」
そうぼう【相貌】顔かたち。 容貌。VIII「恐ろしい~」
そうぼう【草茅】草とチガヤ。 転じて, 田舎。IXそうぼう【草莽】⇒ そうもう(草莽)Xそうぼう【蒼氓】長編小説。 石川達三作。 1935年(昭和10)同人雑誌「星座」に第一部を発表。 第一回芥川賞受賞。 39年合冊刊行。 1930年頃のブラジル移民団の悲惨な実態を描く。XIそうぼう【蒼茫】遠くまで青々と広がっていること。 また, そのさま。XII「~たる大海原」
そうぼう【躁妄】落ち着きがなくよくしゃべること。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.